慈光寺より新年のご挨拶

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昨年中は、大変お世話になり、ありがとうございました。
昨年は、諸行事を見直して、少しずつですが、慈光寺らしい形に変えていきました。

新型コロナウィルスが五類となって、コロナは終わったという声を多く聞きました。
しかし、私はまだまだ終わっていないと思っていますし、
ずっと残り続いていくのではないかと思っています。

でもそれは悲観的な考えではなく、これから新たな世界として、
私たちが人と人のつながりを大切にしないといけないと考えています。

対外的な会合も増えた昨年でした。
正直に思えば、まだ率先して出席するという気持ちにはなりにくい所もありました。

お寺としても、もっと多くの人を集めて何かをするという勇気までないのですが、
できるところから、今年は何か還元できることをしていきたいと思っています。

今年は私たちの木辺派では五月に親鸞聖人御生誕850年、立教開宗800年、
そして、木辺派門主継職、伝灯奉告法要が営まれます。
私たち末寺には大切な大法要に、少人数ですが、団体参拝旅行を予定しています。
本山へ行く前には、ささやかですが、
御待ち受け法要も3月のお彼岸に合わせて予定しております。

あらためて自分を見直し、宗祖親鸞聖人のお言葉を学び、
自分に問う年ではないかと考えています。
コロナ禍を超えて、今のあるべき姿やこれからの姿をもう一度見直す。
大切な年ではないかと感じています。

今年もどうぞ、皆さまにはよろしくお願いします。

慈光寺 第四世住職 八力廣超
    第四世坊守 八力睦子

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